『えきそば』と『沖縄そば』

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私は兵庫県の姫路市出身です。
世界遺産、国宝姫路城(白鷺城)の城下町です。

姫路で有名な食べ物と言えば
姫路おでん(生姜醤油で食す)
御座候(回転焼きみたいなやつ)
どろ焼き(もんじゃ焼きとお好み焼きのハーフ)
明石風たこ焼き(ソースと出汁に浸けて食す)‥

中でも忘れてはいけないのが
姫路駅のホームにある立ち食いそば
『えきそば』でしょう。
そばと言っても蕎麦では無く中華麺です。
この中華麺と和風出汁がベストマッチなのです。

『えきそば』と『沖縄そば』
[てんぷらそば 360円也]
http://www.maneki-co.com/ekisoba.html


そう‥沖縄そばと一緒なのです。


沖縄そばの概念は色々あるのでしょうが
個人的に重きを置いているのが中華麺と和風出汁の
組み合わせだと思っています。

プリプリとした独特の食感の中華麺に
鰹節の香るあっさりとしたスープに豚出汁のコク。
ラーメンのように香味油が入っていないので
最後の一滴まで飲み干せてしまいます。

そして更にレベルを高めているのが
トッピングの三枚肉やソーキ肉です。
トロトロに煮込まれた肉を
口いっぱいに頬張ればそれは至福の一時です。
まさにどんぶりの中で完璧に形成された一杯なのです。

初めての沖縄観光で
初めて食べた沖縄そばなのに
懐かしい風と共に滋味溢れるスープが
私の体に中に染み込んで来た感覚を
今でも鮮明に覚えています。

この時は、この感覚を後世に‥
とは大袈裟ですが仕事にするとは
1mmも思っていなかったのであります。


私が幼少期の頃‥
まだ電車内で喫煙が出来た時代‥
今から30年近く前でしょうか‥
えきそばの容器は使い捨てで
電車内に持ち込む事が出来たので
電車に乗る=えきそばを食べられるというのが
密かな楽しみでした。

少し時が過ぎ青年期では
専門学校やバイトに向かう前に
そばをサッと胃に流し込み電車に乗るのが習慣でした。
確か当時の価格は300円そこそこだったので
貧乏学生の身分でも財布に優しかったです。
遅刻しそうな時もそばだけは食べてましたもんね。

余談ですが
最近JR元町駅西口の改札口を出た所にも
えきそばが出店されています。
ここは曰く付きの物件で
1年程で店舗がコロコロと代わる所なのですが
私は応援しています。



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